平成25年度・知床岬の清掃活動

2013/07/17

7月16日(火)、総勢24名で、平成25年度・知床国立公園クリーン事業を「知床岬地区」にて実施しました。

知床国立公園内の良好な自然環境の保全を図るため、美化・清掃等のクリーン活動を、主催の斜里町・環境省をはじめ、地元ボランティア団体(知床の海岸をきれいにし隊)や関係行政機関との協働で実施しています。
「知床岬地区」でのクリーン事業は、平成16年度より行っています。

知床岬への船は、地元漁師さんに協力いただきました。
行き帰り共に海上は凪で、まるで活動を後押ししてくれているかのような穏やかな航海となりました。

知床岬地区では、文吉湾と啓吉湾周辺での回収を行い、
多種多様の漂着物(飲料水のボトル、空き缶、サンダル、かご、ロープ、ゴムボート、食品関係、海外標記の物、その他)を回収し、一般ゴミでは、飲料水のボトルやプラスティック類が目立ちました。
様々な場所で捨てた物(例えば街中にポイ捨てした物でも)が風に飛ばされ、海流に流され、海岸に漂着してきているのでしょう。
ゴミを減らすために、日々の生活の中で改善できることを考えさせられました。

今年の回収した漂着物の総量は280kgでした。
昨年は、360kgでしたので、今年は若干漂着物が少なくなりました。
回収作業のなかでも、昨年に比べ少なくなっていることを実感でき、こうした活動を継続していくことの重要性を深く感じられた活動となりました。

担当:向山純平