遙か国後に想いを馳せて

2014/09/08

昨日、15時頃に知床峠へ行ってきました。
知床峠は、ウトロ側と羅臼側、両町の境目に位置し、西と東で雲や霧の発生具合が異なることがあります。
ウトロ側は雲が優勢でしたが、羅臼の根室海峡(太平洋側)は、澄み切った秋の空気に青空が広がっていました。

彼方に見える国後島。
この日は、山並みや先端の方まで、(写真では伝わりにくいのが残念ですが...)はっきりと見渡すことができました。

知床峠には、週に何度か通うことはありますが、ここまで鮮明に見えるのは稀であると思います。
秋空がもたらしたプレゼントのように想え、しばしその情景を眺めていました。
麓とは大分、気温差を感じるようになった知床峠。
お越しの際は、防寒対策を万全に、一足先に知床の秋の空気を感じてみてはいかがでしょうか。

<おまけ>
羅臼岳にかかる笠雲。
山中は荒れ模様の天候であったかも知れませんが、眺める分には風情ある景色でもありました。

担当:向山