オロンコ岩 開花情報(6/29)

2021/07/05

花を探してオロンコ岩を登ってきました。 梅雨知らずのウトロは、6月の降雨量がわずか15mm。

オロンコ岩も渇水気味ですが、それでも花々が力強く咲いていました。
冒頭の写真はエゾスカシユリ。オロンコ岩ではそれほど多くありませんが、斜里市街に近い以久科原生花園ではこの時期群生が見られますよ。

紫色のヒオウギアヤメ、山吹色のゼンテイカが岩肌を彩っていました。

草むらに咲いているのはクサフジ。
巻きひげを伸ばして他の草に絡み、少し図々しい印象ですが美しい花です。

途中の岩場ではイブキジャコウソウが見られます。
ハーブの一種タイムと同じ仲間で、葉に触れるとイタリアンな爽やかな香りが。
ブログでは香りをお伝えできないのが残念です。

エゾヨモギギクも咲き始めました。
国内ではオロンコ岩のほか、利尻島や礼文島など一部でしか見られず、大事にしたい花です。

セリ科4種も揃い踏みです。
「いや、全部同じでしょ!?」という方は…

葉っぱも観察してみてください。
エゾノシシウドは光沢があり厚く硬い葉。
オオハナウドは雑に破ったようなギザギザで柄には毛があります。
マルバトウキは三つ葉のようで、他よりもだいぶ小ぶり。
エゾノヨロイグサはエゾノシシウドに似ていますが、光沢はなく柔らかい感じです。
見分けられれば、あなたもオロンコ岩のセリ科マスターです!

他に見られた花
ハマナス、エゾノカワラマツバ、ミヤマラッキョウ、キリンソウ、コウゾリナ、チシマアザミ、ナンテンハギ、オオダイコンソウ、ヤマブキショウマ

小野寺